親父の隠れ家

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三十路を迎える親父が隠れて記事を書き始めました。

【転職後】異動(転属)の本当の理由

エンジニアから営業へ異動(転属)して数週間。

それなりに仲良くなった同僚もできランチや仕事終わりに飲みに行くことも。

 

そもそも営業職自体7年ぶりとかで正直どう立ち回るのが正解なのかイマイチ分からない。とりあえず訪問先で事業部のことを聞かれることも多々あることから、直近までの営業部の動きなどを教えてもらうことに。

 

したらば見たくもなかった事実が見えてきて…

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「営業向き」というのは建前だった?

oyajinokakurega.hatenablog.com


直近の動きを聞いて衝撃だったのは9月入社の営業が1ヵ月で飛んでしまったということ(僕は10月入社)。更に年末には2名営業が辞めるとのこと。

 

向き不向きは勿論あったと思うけれども、間違いなく理由はこれですよね。

もう完全に営業の人手不足。

 

僕が所属していた本社営業部は1000名を超えるエンジニアをまさかの5名で回していたという。

 

社内で一番大きい部署(エンジニアの派遣)の営業が次々にいなくなるという緊急事態にてエンジニアから急遽駆り出されたというのがどうやら本音。

 

転属した僕を含めても6名で、単純計算しても一人あたり170名弱担当しないと回らない。これが100名規模の会社だったら1人で全員を担当しているのと同じ。

 

これを知った時にはもうガッカリでした。
上長が乗せるもんだから乗っちゃったよ…


エンジニアに戻る?

そんな台所事情を知ってしまい「自分じゃなくても良いじゃん」的な思いが沸々と
込み上げてきたわけですが、声を掛けてきた次長が言っていたこともあながち嘘ではなくて昇進狙うなら母数の少ないところの方が有利なわけで。

 

それも一番大きい部署であれば尚更。むしろ先輩社員が消えてくれてラッキーなんじゃないくらいの気持ちも湧いてきて。それを後押しするかの如く、年明けの3月末にまた先輩社員が辞める話も耳にしちゃったりして。

 

そんな状況下の中、本社より支社出向の話が上がったりもしました。というのも支社の営業も辞めるということでそっちの数も足りなくなってしまったようです。

 

そんな状況を知っていて「エンジニアに戻ります!」なんてとてもじゃないけど言えなかったです。

 

まとめ

社内事情を知らないでの異動がこんなにも怖いものだとは夢にも思わなかったです。

今後の教訓として肝に銘じたいと思います。

 

今思えば「昇進狙うなら」とか「先輩いなくなってラッキー」とかも、そう思わないとやってらんなかったんだろうなと。

 

異動早々に見たくないものを見てしまい「やっぱり戻ります!」なんて言えるわけもなくて。

「異動したばかりで何が分かったんだ」なんて言われてしまうのも怖かったし、再度の部署異動をしたら管理部にもお手数お掛けしてしまうなぁ…とかも思いました。

 

入社したてで社内事象を周りに聞けない人に異動の話を持ち掛けるのはやっぱりズルいよなぁ、というのが一番の感想です。

 

豚はおだてられて木に登ってしまいました。そして降りれなくなりました。

甘い話には気を付けなければいけないんですね。