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親父の隠れ家

三十路を迎える親父が隠れて勉強を始めました。

ビジネス実務法務検定3級「一時的契約」「継続的契約」とは

ビジネス実務法務検定 法律 資格

ここでは「ビジネス実務法務検定試験3級 公式テキスト【2016年度版】」の索引にある「一時的契約」「継続的契約」の用語について記載しています。

 

  • 一時的契約
  • 継続的契約

 

◆一時的契約」「継続的契約

契約の中には、契約関係が一定の期間継続するものがあり、このような契約を継続的契約という。賃貸借契約や雇用契約などがこれにあたる。

 

継続的契約に対して、売買契約のように、1回の履行で契約関係が終了する契約を
一時的契約ということがある。

 

継続的契約では、契約当事者間には契約を継続させることについての信頼関係が存在しているはずなので、契約に関する問題を取り扱うにあたっては「信頼関係」が重視される。

 

売買契約は、本来は典型的な一時的契約であるが、企業間の製品(完成品・部品)や
原材料の売買契約においては、同じ当事者間で同種の取引が長期的・継続的に繰り返されることが多くみられる。


一時的契約より継続的契約によった方が、数量と品質両面での安定的な製品または原材料の供給が期待でき、また製品の仕様など細かく指示できるなど当事者双方にメリットがある。

 

そしてこのような継続的な取引関係が開始される際には、当事者間で基本契約が取り交わされるのが一般的であり、その上で、個々の契約(基本契約と区別する意味で個別契約やスポット契約という)が繰り返される。

 

この基本契約では、、個別契約の成立要件、当事者の権利・義務、履行方法などの
基本的な事項が定められる。

 

このように、個々の契約・取引は一時的契約に属するとしても、企業間に継続的な取引関係が存在する場合には、両当事者に契約の継続的締結に向けた期待(信頼)が生じることになる。

 

したがって、継続的契約においては、一般の契約上の原則が修正され、この当事者間の信頼関係を裏切ることがないよう、契約締結義務が生じたり、解約権が制限されたりすることがある。

 

 

引用:

東京商工会議所編 ビジネス実務法務検定試験3級公式テキスト【2016年版】」より