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親父の隠れ家

三十路を迎える親父が隠れて勉強を始めました。

ビジネス実務法務検定3級「意匠」「意匠権」とは

ビジネス実務法務検定 法律 資格

ここでは「ビジネス実務法務検定試験3級 公式テキスト【2016年度版】」の索引にある「意匠」「意匠権」の用語について記載しています。

 

 

◆意匠法の目的

意匠法は、意匠の保護および利用を図ることによって意匠の創作を奨励し、もって産業の発達に寄与する事を目的としている(意匠法1条)。

 

意匠制度は、特許制度と同様に、最終的には我が国産業の発達に寄与することを目的とするもの。

 

 

意匠権と意匠

意匠法上、意匠とは物品の形状、模様もしくは色彩またはこれらの結合であって、視覚を通じて美感を起こさせるものをいう(意匠法2条1項)。

 

意匠権については、多様なデザインを保護するために、物品の全体ではなくその一部分のみを意匠登録の対象とする部分意匠制度がある。

 

また、コーヒーカップとソーサーのセットなど、同時に使用される2以上の物品を組み合わせた全体として統一性のある組物(くみもの)の意匠、意匠にかかる物品の形状等が変化する場合にその変化の前後にわたる形状等を保護する動的意匠、1つのデザインコンセプトから創作されたバリエーションの関連意匠も登録できる。

 


◆意匠登録の要件

意匠権は、所定の事項を記載した願書に意匠登録を受けようとする意匠を記載した図面を添付して特許庁に出願し、一定の審査を経て意匠登録を受けることにより発生する。

 

意匠登録を受けるためには、その意匠が工業上の利用性(工業技術を用いて同一物を反復して大量に生産できるものであること)、新規制(出願前に公知となっていないこと)、創作非容易性(公然と知られた形状に基づき容易に創作することができないこと)を備えなければならない。

 

また、物品の機能を確保するために不可欠な形状のみからなる意匠等は意匠登録を受けることができない。

 


◆意匠の効力

意匠権者は、原則として、意匠登録を受けた意匠およびこれに類似する意匠を、業として独占排他的に実施する権利を有する(意匠法23条)。

 

意匠権の存続期間は登録の日から20年間である(意匠法21条)。
意匠権を侵害する者に対しては差止請求、損害賠償請求等を行うことができる。

 

 

 

引用:

東京商工会議所編 ビジネス実務法務検定試験3級公式テキスト【2016年版】」より